最近の判例に見る、医療訴訟に備えるポイント

日経メディカルオンラインより

最近の判例に見る、医療訴訟に備えるポイント
日常診療上の訴訟対策として、患者さんやご家族に対して必要かつ十分な説明を丁寧に繰り返すことが非常に重要であることがお分かりいただけるでしょう。その場合の説明の基準としては、最高裁(2001.11.27)のいう4つの事項の説明が必要となりますので、念頭において説明されるとよいでしょう。
最高裁が示した、診療における4つの説明事項

  1. 診断(病名と病状)
  2. 実施予定の治療内容
  3. 治療に付随する危険性
  4. ほかに選択可能な治療法があれば、その内容と利害得失や予後

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/hdla/200711/504688.html