体重と死亡率の関係といっても、死亡原因で様々
日経メディカルオンラインより
体重と死亡率の関係といっても、死亡原因で様々
以前の研究（JAMA. 2005;293:1861-1867.）で、Flegalらは、正常体重者と比較して、低体重・肥満では全原因死亡率リスクが増加し、過体重ではリスクが減少するという報告をしている。これらの相関をさらに検討するため、25歳以上の国民データを解析し、心血管疾患（CVD）、癌、そのほかの原因（非癌・非CVD原因）に関して、原因特異的超過死亡を計算したというもの。Cause-Specific Excess Deaths Associated With Underweight, Overweight, and Obesity
JAMA. 2007;298(17):2028-2037.
肥満は、肥満と関連が深いとされる癌の死亡率の増加と相関するが（1万3839、1920〜2万5758）、そのほかの癌による死亡率との相関は認めず
Obesity was associated with increased mortality from cancers considered obesity-related (13 839 excess deaths; 95% CI, 1920 to 25 758) but not associated with mortality from other cancers.
