インテル、患者会活動に対してITによる支援を開始

PC Watchより

インテル患者会活動に対してITによる支援を開始
ビデオゲームだけに我々の技術が活用されるわけではない
インテル株式会社と特定非営利法人 日本医療政策機構は14日、患者の実情や意見を反映した医療サービスの確立を目指し、患者会活動に対してITによる支援を行なうことで合意したと発表した。
両者は、疾病/障害などを持った人々の患者会に対して、SNS/ポータル機能などを簡単な操作で利用できる「アラカイネット」をベースにした患者会サービスと、バリアフリーPCやノートPCの提供を行なう。
Intel 副社長兼デジタルヘルス事業本部長のルイス・バーンズ氏はまず、「各国それぞれに固有の問題はあるが、患者とともに医療従事者の高齢化が起きていることや医療費の高騰など、世界規模で共通した課題がある。これを解決するために新しい医療モデルが必要である。同時に、急性期の治療から、介護施設、ホームケアといった医療ケアの連続性があるが、生活の質向上と医療費を抑えるために迅速な移行が重要」とする。
こういった課題の出発点として、医療サービスを利用するユーザーを特定し、それに応じた適切なサービスを確立すると同時に、ワールドワイドでの標準化が必要であると訴える。そのために、慢性疾患の管理や、高齢者を含めた自立した暮らし、コネクテッドヘルスケアの3分野への取り組みが重要であるとする。

"デジタルヘルス事業本部長"、そんなのもあったなぁ。