日経メディカル オンライン

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「米国で医者として働く」
このように、外科のFellowである私は、病院にいる間、ほとんどを手術室で過ごしている。つまり、「外科医は手術をするのが本業」を実践しているのだ。
日本では本業以外に、術後管理、外来、書類書き(退院サマリー、保険申請)などに忙殺されていたことを思い出す。米国では、これらの仕事は他科の医師やPA、もしくは事務職員がカバーしているため、外科医の仕事は日本と比較すると格段に少ない。
例えば、術後管理は、手術中など手の離せないときにはCritical Care Medicineの医師やPAがカバーしてくれるため、非常に助かる。書類の多くは、dictation systemを利用するので、自分で書いたり、タイプしたりすることはなく、タイピストが打ち出したものにサインをするだけだ。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kikou/200712/505014.html