SICP初日

翻訳本を先輩に借りたので前書きだけ読んでみる。
噂には聞いていたけれど確かに堅い翻訳。
昔の創元推理文庫を思い出した。
Ellery Queenが大好きだったのだけど、創元推理文庫のものは(今より圧倒的に読書量が多かった中学生時代でも)早川文庫と比べると読むのがしんどかった。そんな印象。
確かに原書とつきあわせて確認したくなるかも。

この教材を教えるのに、プログラム言語Lispの一方言を使う。われわれはその必要がないので、言語を形式的に教えることはない。ただ使うだけだが、学生は数日でそれに慣れる。これはLispの言語の一つの大きな利点である: 合成式を形作る方法は非常に少なく、構文構造も殆どない。

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In teaching our material we use a dialect of the programming language Lisp. We never formally teach the language, because we don't have to. We just use it, and students pick it up in a few days. This is one great advantage of Lisp-like languages: They have very few ways of forming compound expressions, and almost no syntactic structure.

とか。なんとなく意味はわかるのだけど。
処理系はDrSchemeを使ってみようと思う。
Eclipseに慣れている身としては"SchemeWay"も興味があるし、Emacsを使うのが筋の様な気もするけれど。とりあえずインストールが簡単だったし、R5RSの範疇でしか使わないと思うのでどの処理系でも同じかなぁと。