とめはねっ!

とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

"モンキーターン"はいろんな意味で大好きだった。
主人公たちの恋愛に自分を重ねてみたり。怪我から再び頂点を目指す主人公に体調を崩して休職していた状況から社会復帰を目指す自分を重ねてみたり。*1とても大切な存在だった。
そんな"モンキーターン"を紡いだ河合克敏氏の新作"とめはねっ!"。
そうか、"ヤングサンデー"かノーチェックだった。
昨日Amazonで検索するまでは存在すら知りませんでした。
そしてそのまま注文。それにしてもその日のうちに届くとは、、、町の本屋さんはどこに活路を見いだせばいいのか、、、と余計なお世話か。
さっそく3回ほど読み返してみました。
マーケティング戦略的には"ニッチャー"な河合先生。柔道はともかく競艇の次は書道なのか。どこからその発想が出てくるのか。そんな目の付けとそれをわかりやすい形で表現できる能力は自分も少しは見習いたいものです。
肝心の内容ですが、ヒロインが"保奈美+桜子"だなぁとか、後半に出てくる書道の権威のおじいさん(の台詞が)が洞口(父)だなぁとか、色々と勝手なことを思いながらとても楽しく読めました。個人的には期待以上でしたよ。
柔道だったらインターハイがあるし、競艇だったら賞金王があるけど、書道の高みはどこにあるんだろう?

*1:自分の思いこみなので抗議は受け付けません