「三つ巴」の期待が消えたわけ

星野仙一のオンラインレポートより

「三つ巴」の期待が消えたわけ
ケガ人、故障者が続いてチームが失速するとなにか、予想外のとんでもないハプニングが起きてそうなった、という見方が平気で横行するわけだけれど、それは一般ファン並みの勘違い。選手は会社の資産であると同時に最前線での働き手なわけだから、そこに支障が起きて動けないということになれば、資産の運用もできない、工場も生産も営業も十分に稼動できない、業績がどんどん落ちていくというような事態と同じで、そういう予測上の管理も準備も、それこそ肝心な予測的な対応力というものが会社としては出来ていなかったということになる。
ケガ人が出て駄目になる、故障者が出て駄目になるということは、しょせんそれがチームの実力、会社の実力なんだといわざるをえないのは、もうそういう理由に他ならないんじゃあないの。今年はジャイアンツが出てきて、中日、阪神と三つ巴の戦いになることをどこかで期待していたんだけれど、このへんがセ・リーグのまだまだ残念なところだ。
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結局、けが・故障の管理も含めてのチーム運営と言うところなのでしょうね。