Symphony for a Misanthrope by Magellan

Symphony for a Misanthrope

Symphony for a Misanthrope

アメリカ出身のシンフォニックロックバンドの6th。
Shadow Galleryと同様にMagna Cartaよりデビュー。ドラムがいない編成やサウンドプロダクションの悪さなどロックバンドとしての難点はあったものの、耳に残るメロディはデビュー当時から光っていた。
本作を聞くまでは2ndの"Impending Ascension"が一番好きだった。近作も惰性で買い続けてはいたものの地味な作風で余り聞き込むことがなかった(むしろ"Explorers Club"などの課外活動の方が良かった)。
本作は近作と比べるシンフォニックなアレンジで映画のサウンドトラックを思わせる。"Cranium Reef Suite"のような親しみやすいメロディを前面に押し出した曲もあり自分にとっては好ましい作風だ。
82点。